Chelsea Factory

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Chelsea FC has a long history.       Contact : change2013lifeofyos@yahoo.co.uk

月曜日, 10月 29, 2018

10月28日 Vs Burnley (A) 4-0

バーンリーはもうクリスマス
アザールが背中の故障で欠場。
立上り10分は攻めに攻められ、前にボールを送っては取られ一方的に押される展開。どうなることか、と思った、やはり前にアザールがいないと、前でタメが出来ず、こうも違うものか、と。 ウイリアンでは、やはり無理なのだろうか。しかし、下位チームがっ最初の10-15分だけ目覚ましいプレーを見せ、その後息切れするのは良くあるパターン、で、その通りになった。ウイリアンがボールを持って抜けられるようになり、チャンスが生まれ始める。
という訳で、22分にバークレーのスルーパスにモラッタが抜け出して、きれいに決めると、その後は一方的な、チェルシーにとってとても良い試合になった。

何がいいかと言って、得点者がストライカーのモラッタ、後ろから詰めるMFのバークレー、前で抜け出すMFのウイリアン、交替出場の前のMFルーベン・ロフタスチークとそれぞれ役割の違う4人が、それぞれの役割を果たしてのゴールを決めたのだから、チームの力を見せつけることが出来て素晴らしい。
モラッタは長い間全く得点できなかったが、ここへ来て連続得点で、厄が落ちたか、今後の連続得点につながればいい。
特筆すべきは、モラッタにスルーパスを出して、自らも決め、さらにはウイリアンにラストパスを送ったバークレー。1ゴール、2アシストの活躍。ここへ来て3試合連続ゴールは、英国人では2015年のランパード以来、と。

あらゆる場面で、ウィリアンはボールをもらうと見せ場を作ったが、これはまあ珍しいことではない。
交代出場のロフタスチークのゴールは全試合のハットトリックが格下相手のフロックではないと証明する、力強い材料になった。
しかし、懸念材料は最初の10分だけではなく、他にもいくつかある。
一つ目は、最初に得点した後、追加点まで35分もかかったこと。この感も無数にチャンスがあったにも関わらず、相変わらずのようにモラッタが外しまくった。まだまだ、モラッタのゴール恐怖症は完治していない。
3点目が入った後も、ロスタイムまで得点が出来ず、いたずらにボール回しをするだけで、ダレ気味になったこと。
また、バークレーがここへ来て覚醒しているのは心強いが、元々エバートン時代には未来のイングランドを背負うと言われた素材だけに不思議ではない。
問題は、ランパードの知性までは期待しないとしても、このままかっての輝き以上の成長を見せてくれるかどうか、そしてコバチッチとの関係をどうするか。ここでバークレーを定着させて、コバチッチを控えにと言うのは、時期尚早に思える。守備がザルのアロンゾを補完するMFはコバチッチの方が有効。
ロフタスチークの使い方も難しい。ペドロの前にルーベンを置くことはできない。
ジルーも絶好のチャンスを外したり、ジョン・ハートに阻まれたり、残念だった。
モラッタが相手エリアで小競り合いをしてカードをもらったのは、無駄なカード。モラッタは相変わらずコケ過ぎ。ウイリアンがシミレーションでカードをもらったのは不当、確かに体が当たってはいなかったかもしれないが、こけたのはPK狙いではなく避けようとしてバランスを崩したから。
まあ、一番の問題は、バークレー、ウイリアンともエリア外からの個人技のシュートで相手を崩してのチームプレーによるものではなかったこと。
と、不満や懸念もあるが、フフフ、いい試合だった。


Chelsea (4-3-3): Kepa; Azpilicueta (c), Rudiger, David Luiz, Alonso;
Kante, Jorginho (Fabregas 78), Barkley; 
Willian, Morata (Giroud 74), Pedro (Loftus-Cheek 30).
Scorers Morata 22, Barkley 57, Willian 62, Loftus-Cheek 90+2

Unused subs Caballero, Cahill, Zappacosta, Kovacic.
Booked Morata 43, Willian 45

Burnley (4-5-1): Hart; Lowton, Tarkowski, Mee (c), Taylor; Gudmundsson, Defour, Cork (Westwood 73), Brady, Hendrick (Barnes 65); Vokes (Wood 59).
Unused subs Heaton, Bardsley, Long, Vydra.
Booked Tarkowski 43, Hendrick 48, Brady 61, Gudmundsson 64

Referee Craig Pawson
Crowd 21,430

RIP Mr Vichai Srivaddhanaprabha


Rest In Peace
    
                            Leicester City owner Vichai Srivaddhanaprabha
                            Lecester staff - Nursara Suknamai and Kaveporn Punpare
                            Pilot Eric Swaffer and his partner Izabela Roza Lechowicz

レスターの会長、ヴィチャイさん(61歳)がスタッフ、乗員とともに亡くなった。
レスターの奇跡を引き起こし、飾らない人柄はお金の話ばかりのフットボール界における一服の清涼剤のようだった。 安らかにご冥福を祈ります。

ヘリコプターの事故と言うと、22年前、1996年同じ10月、22日ボルトンとの試合から帰るヘリコプターが墜落して亡くなったマシュー・ハーディングを思いだす。
成功した実業家としてチェルシーの新スタンド建設に多額の投資を行い、副会長の役職を務めていた。彼の投資が中心となって完成したスタンドは、マシュー・ハーディング・スタンドと名付けられ、コアなチェルシーファンの集結地となっている。
1953年生まれ、43歳だった。

ヴィチャイさんもまだまだ若く、お金持ちの鑑のようだった。善人は若死にする。

金曜日, 10月 26, 2018

10月25日 Vs BATE Borisov (H) 3-1 UEFA Cup

UEFAの予選は例によって、前試合の先発は、キーパーとコバチッチ、ウィリアンの3人だけという、控え組の勝ち残り戦。
コバチッチは、ご苦労さんと言うところだが、まさか順位がバークレーと交替と言う
ことはないだろう(と望む)。
それぞれのチェルシー人生を賭けたこの試合で、輝いたのは、ハットトリックのルーベン・ロフタスチークただ一人と言うのは、ちと情けない。ペドロやジルーももう少し見せ場をつくってくれないと、、、。
こちらは控え組とは言え、プロと高校生ぐらいの差がある筈なのに、後半は完全にダレて
しまい、失点までしてしまった。ロフタスチークの活躍は、喜ばしいことなのだ
が、、、。

Chelsea (4-3-3): Kepa; Zappacosta, Christensen, Cahill (c), Emerson; Loftus-Cheek, Fabregas, Kovacic (Kante 78);
Willian (Moses 57), Giroud, Pedro (Hudson-Odoi 60).

Unused subs Caballero, Rudiger, Barkley, Morata.
Scorer Loftus-Cheek 2, 8, 53

BATE Borisov (4-5-1) ;Scorer Rios 79
Referee Paolo Mazzoleni
Crowd 39,799

土曜日, 10月 20, 2018

10月20日 Vs Man U 2-2

戦前の予想は圧倒的にチェルシーが有利、チェルシーが勝つと、モリーニョは馘になるとのもっぱらの噂。だがこういう時にチェルシーは勝てない、モリーニョは馘にならない。 特に数字を上手に説明されればされるほど、結果は今までの数値とは違う結果になる。
因みに、チェルシーには身長180㎝以上は、DFの4人と、モラッタかジルーの5人しかいないが、ManUには7人いる。そのせいで、今シーズンチェルシーは唯一未だコーナーからの得点がない、と言われたが、この日はあっさりコーナーからルディガーがきれいに決めて先制した。
21分の得点で、それまでも押してはいたが、今一つエッジのない攻勢で、得点も監督の練習成果や作戦とは何の関係もないところで、コーナー、ヘッド、ドカンと決まっただけ。
その後、決めきれないまま、後半に入って美しく隙をつかれて同点にされ、ペースに乗り切れないまま、勝ち越しを許してしまう。
新しくできた、アザール専用フラッグ
あちこちで持ちあげられて、ものすごいプレッシャー。
今シーズンここまで11枚のカードがアザールへの
ファウルででているって、すごくない?
そうなると、戦前の予想は全く通用せず、古いモリーニョ・マジックの術策にはまったよう、中盤を支配しきれず、好機が作り出せない。アレックス・ファーガソン・タイムのようなロスタイム6分も無為に過ぎて、アウトと思ったら、最後の攻勢、アザールからクエタがファーサイドへクロス、飛び込んだダビドの頭はポストに当たって、ルディガーのヘッドへバウンド、リバウンドはデヘアがライン上の出はね返すと、3度目の正直、ここへ来て注目度一番のロス・バークレーが鋭い一撃で同点。
ManUはモリーニョマジックで優位に立ったが、最後まで負けないサァリ・マジックで引き分けた。
チェルシーが同点に追いついたところで、興奮したチェルシーのアシスタントコーチとモリーニョが乱闘の番外編がついた。
勝ち点1で一瞬トップに立ったが、数時間後には3位転落、スパーズと勝ち点で並んでしまった。恐らく、明日アーセナルにも並ばれる。
ギリ追い付いたのは偉いけど、まあ、喜びも中ぐらい。
補足:ManUファンにモリーニョ支持が強いのに、少し驚いた。Mourinho's red armyと歌っていた。

Chelsea (4-3-3): Kepa; Azpilicueta (c), Rudiger, David Luiz, Alonso;
Kante, Jorginho, Kovacic (Barkley 68); 
Willian (Pedro 74), Morata (Giroud 77), Hazard.

Scorers: Rudiger 21, Barkley 90+5
Booked: Rudiger 29, Hazard 33
Unused subs: Caballero, Cahill, Zappacosta, Fabregas.

Manchester United (4-2-3-1): De Gea; Young (c), Smalling, Lindelof, Shaw; Pogba, Matic; Rashford (Sanchez 83), Mata (Herrera 74), Martial (Pereira 82); Lukaku.
Scorers: Martial 54 and 73
Booked: Matic 12, Young 26, Mata 65, Sanchez 90+3
Unused subs: Romero, Darmian, Bailly, Fred.

Referee Mike Dean
Crowd 40,721

月曜日, 10月 08, 2018

10月7日 Southampton (A) 3-0

最近はどこも試合前に炎を吐き出すみたいだ。
吉田麻也のいるSouthampton、確実に撃破して、数時間だけでもトップに立ちたい試合。 結果はその通りになった。
文句を言えばキリがないが、クリーンシートとは言え、前半に決定的なチャンスを与え、後半にもロングレンジのスーパー・シュートを打たせて、ケパの好セーブが必要になったことは、反省点。もっとこんなチャンスを与えず、常に相手コートでボールを動かし、安心して見られる試合をしてほしいものだ。
ここまで苦労してきたバークレーがゴール前で相手からボールをもぎ取って、アザールへ好パス、先制点のアシスト、ウィランのフリーキックからジルーがアクロバティックに折り返した球をゴールの前で待ち受けてキレイに追加点のゴールと、活躍した。バークレーは2年振りにイングランド代表に復帰、長い道のりだったが、チェルシーで活躍できる可能性が見えてきた。現状では、総合力ではコバチッチの方が(大分)上だが、対等に渡り合えるようになるかもしれない、というか攻撃力ではバークレーの方が上回っている。
UEFAカップ予選で超久しぶりのゴールを決めて、涙をにじませたモラッタだが、後半出場、アザールの球に抜け出して、キーパーと一対一でまたキーパーにぶち当てた。一得点ぐらいで自信回復とはいかないか、とガッカリしたが、終了間際、チェルシーが31回パスをつなぎ、最後アッザールが抜け出したパスに、今度はキーパーを超えて3点めのゴールを決めた。アイシング・オン・ザ・ケーキとは言え、一皮むける契機のゴールにしてほしい。

予定通り、勝って数時間トップに立った後、プールとシティが引分け、3点目をいれたおかげで、プールを抜いて2位になった。 それにしても、6勝2分けが3チーム、6勝2敗が2チームとは、本当に激戦、少しも気を抜けない。何というリーグだ。

Chelsea (4-3-3): Kepa;
Azpilicueta (c), David Luiz, Rudiger, Alonso; 
Kante, Jorginho, Barkley (Kovacic 81); 
Willian (Pedro 75), Giroud (Morata 68), Hazard.
Scorers Hazard 30, Barkley 57, Morata 90+3

Unused subs Caballero, Cahill, Zappacosta, Fabregas, Kovacic.

Southampton (5-3-2): McCarthy; Bednarek (Romeu h/t), Yoshida, Bertrand (c); 
Unused subs Gunn, Vestergaard, Targett, Davis, Austin.
Booked Bertrand 45+2, Lemina 54, Cedric 59, Romeu 61, Hojbjerg 66, Ings 90.

Referee Craig Pawson
Crowd 27,077

土曜日, 10月 06, 2018

10月4日 UEFA Cup Vs MOL Vidi (H) 1-0

6-0ぐらいで勝って良い相手に70分まで0-0、圧倒的に攻めていたとはいえ、ところどころで決定的チャンスを与えたり、アザールまで引き出されたりでは、とても褒められない。
先発8人替えとは言え、全員一群で定着しているメンバーなのだから。

数少ない見どころは、まがりなりにもモラッタが得点したということ。モラッタの目に涙が浮かんだとの記事があった。
ジョルジーニョの代役としてのファブリガス、集中力を欠いてボールをとられる場面もあったが、それなりに代役が務まることを見せ、得点の発火点となったウィランへの中距離パスは、決定的なパスを出す能力はまだまだ役に立つことをアピールした。

Chelsea (4-3-3): Arrizabalaga; 
Zappacosta, Cahill (c), Christensen, Emerson; 
Loftus-Cheek, Fabregas, Kovacic; 
Pedro (Hazard 54), Morata, Willian (Moses 74).
Unused subs Caballero, Alonso, Ampadu, Kante.
Scorer Morata 70
Booked Morata 66

Vidi (4-3-2-1):
Referee Miroslav Zelinka from Czech Republic.
Crowd 39,925