17日プレミアリーグの代表が集まって(勿論On-Lineで)、全体会議を開き今後の方針を話し合ったが、結局引き続き今シーズンを何とか終了すべく、あらゆる方策を検討、模索すると言う程度の意思確認で終了した。 当初、期限を定めずに今シーズンをやり遂げることを主張するビッグ6と、6月30日までに今シーズンのケリをつけることして、できなければシーズンを打ち切りと主張する9クラブ、が激突すると思われていたが、現時点で結論を急ぐことは避けようというと言うことで妥協し、クラブ間での争いは見送られた。結果的には玉虫色、何の結論も出なかった。
ただ、5月、6月に今シーズンの残りが行われるとしても無観客試合となることは避けられない、と言われている。
当初、6月中旬がスカイとの間での違約金支払いの期限になると思われたが、この制約はスカイの譲歩により取り払われた。これが、期限だけの意味なのか、違約金の負担そのものにかかる譲歩なのかは詳らかでない。6月30日と言うのは、今シーズン限りで終了する選手契約の問題があることによる。 ここで引き合いに出されるのは、常にチェルシーのウィリアンとジルーなのだが、そのチェルシーが6月30日に拘らない側にいるのは、興味深い。
BBCが行ったアンケートによれば、ここまででシーズンは終了、無効にすべきと言う意見が38%、何日までかかってもシーズンは終了すべきと言う意見が29%だとか。これによれば、もう無効、止め、なし、Voidと言うのが最多数のように見える。しかし、その他の33%は、色んな選択肢はあるものの、何らかの方策で残り試合をやる努力をするべし、というものだからこれを足すと、すぐリバプールのチャンピオンは認めないと言うわけにはいかない。
因みに、もしこのシーズンはなかったことにすると、既に発売したシーズンチケットは全て払い戻さなければいけない。と言うわけで、各クラブのシーズンチケット収入をまとめると以下の通り。アーセナルやスパーズと比較すると、チェルシーのチケット代は安価に据え置かれている。ひとえにアブラモビッチのお陰だ。
シーズンチケット収支明細
クラブ 販売枚数 価格 販売収入
Chelsea 28,000 £922 £26mil
Aesenal 46,000 1,330 61
Liverpool 27,000 650 18
Man City 40,000 545 22
Man United 52,000 720 37
Tottenham 42,000 1,395 59
Aston Villa 30,000 510 15
Bournemouth 6,500 655 4
Brighton 23,000 690 16
Burnley 12,000 400 5
Crystal Pal 17,500 755 13
Everton 31,330 400 13
Leicester 23,000 496 11
Newcastle 35,000 600 21
Norwich 21,000 400 8
Sheffields U 25,000 458 11
Southampton 22,000 627 14
Watford 13,800 609 8
West Ham 40,000 630 26
Wolves 22,000 500 11